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クリミアの新検事総長の「美しすぎる」に冷たい目も [社会]

緊迫の度合いが日を追うごとに増しているウクライナ情勢ですが、3月16日の住民投票で9割以上の住民がロシアへの編入に賛成を投じて、クリミア自治共和国は、ウクライナから独立をし、そして、ロシアに編入されるということを選択しましたが、その中で、クリミアの新検事総長のナタリア・ポクロンスカヤさん(33歳)が「美しすぎる」と日本で、そして世界で話題となっています。



ナタリア・ポクロンスカヤ検事総長は、日本ネットのスター


ロシアの国営通信社「イタル・タス通信」は、「ナタリア・ポクロンスカヤは、日本ネット界のスターになった」と報じ、日本での盛り上がりを驚きをもって伝えています。

日本では、検事総長就任会見がYouTubeに公開されると、どことなく少女らしさをのぞかせるポクロンスカヤ検事総長の美貌に惚れてしまった人が次々と現れます。そして、3月14日ころからイラスト投稿サイトにポクロンスカヤさんをアニメ・漫画風に、いわゆる「萌え」系のファンアートが投稿されるというネットでいうところの「祭り」状態となります。


ポクロンスカヤ検事総長が萌え系イラストに


イタル・タス通信では、日本でのポクロンスカヤさんの人気ぶりを伝え、「彼女の大きな瞳、うりざね顔、そして髪型は日本のアニメの美の基準を満たしている」と、ポクロンスカヤさんの日本における人気を分析しています。

また、ロシアの国営メディア「ロシアの声(VOR)」ウェブ版でも、日本人による可愛らしいいわゆる「萌え」系の美少女として描かれたポクロンスカヤさんのイラストを掲載し、2ちゃんねるでの書き込みを引用しながら、日本における熱狂ぶりを伝えています。それを受けて英BBCでも3月20日にこの話題を紹介しています。

ポクロンスカヤ検事総長の就任会見のYouTubeでの動画は、現在、237000余りも再生されていて、今もなお、その人気に陰りは見えません。


フェイスブックにファンページが


ポクロンスカヤ検事総長のファンは、何も日本に限ったものではありません。ロシアでもポクロンスカヤ検事総長ファンが続々と現れ、日本と同様にイラストが次々と投稿されています。ロシアでのイラストは「萌え」系ではなく、「法」と大書された剣を持ったりと、力強いイラストが目立つということです。

フェイスブックでも3月18日、英語圏のユーザーが作ったとみられるファンページが現われ、3月26日現在「いいね!」が9万回に達しそうな勢いで伸びています。このフェイスブックのファンページには、日本の萌え系のイラストはもちろんのこと、アメリカンコミック風なタッチのものや「ポクロンスカヤ検事総長のイラストが描かれた抱き枕をプーチン大統領」というコラージュ写真まで、様々なものが掲載されています。

一方で、こうした動きに冷めた目で見ている人も少なからずいて、米ブルームバーク・ビューのコラムでは、「クリミア半島の生活は、『カワイイ』『コスプレ』とは程遠いものだ」と批判的に書かれ、「彼女もそのうち、自らの信じるロシアの正義が、『漫画(カトゥーン)』に過ぎないと気付くだろう」と結ばれていて、ポクロンスカヤ検事総長の人気ぶりを皮肉ったものなど、良きにつけ悪しきにつけ、世界中で、ポクロンスカヤさんの話題で持ち切りになっている状況が今も続いています。








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